2009年2月3日火曜日

財務会計1 ~激動の30歳ドキュメント9~

かくして、中小企業診断士試験への道のりがスタートしたわけだが、

何から、手をつければいいか、全くわからなかった私は、

学習計画はとりあえず、TAC任せでいこうと考えた。



基本的なスタンスはこうだ。

1.予習はしない(間違った解釈で理解する可能性がある)
2.TACは休まない(土or日は必ず通学する)
3.平日は仕事に集中し、勉強はしない(直前期は除く)

無理なスケジュールは長続きはしない・・・。

1年という長期間の学習になるため、まずは継続することが大切だ。



そして1次試験科目だが、以下の7科目である。

1.経済学
2.財務会計
3.企業経営理論
4.運営管理
5.経営法務
6.経営情報システム
7.中小企業経営政策

最初は7科目もかよ!と思ったものだが、

そのうち、「1.経済学」以外はTAC講義についていけば

何とかなるかな?と思っていた。



実は「2.財務会計」は得意だった。

少し前に簿記2級を取得していたこともその理由だが、

仕事でも会計系システムにも関係している為に、

それもアドバンテージになるかなと思った。



「3.企業経営理論」は、まぁ、知識は習得しなければならないが、

基本はセンスで勝負だなと思ったし、

「4.運営管理」も私の仕事に関係する分野が多くなんとかなると思った。

「5.経営法務」「7.中小企業経営政策」は暗記科目だから、

直前にやれば大丈夫だと思ったし、

「6.経営情報システム」は、私の専門分野だから

特に問題ないと、かなり甘く考えていた。



しかし、「1.経済学」だけは、

かなり拒否反応を起こすほどマズイなと思っていた。

これはしっかりやらないと落ちそうだなと。

それは殆ど予備知識がない分野だったからである。



そしてTACカリキュラムが開始したわけだが、

TACでは、この年度からか、その前からか忘れたが、

財務会計を2回転するカリキュラムになっていた。

それだけ財務会計を重要視していた。

1次試験のみならず、2次試験でも合否をわける科目になるからであろう。



その為、最初のカリキュラムは財務会計1回転目だった。

1回転とはTACテキストを1通り、講義するという意味である

単純に財務会計だけは、他の科目の2倍やるわけである。

最初の方の講義は、簿記の基本的なものだったので、正直退屈であった。

が、簿記すら初挑戦という人にとっては、相当、講義のスピードが早いため

ついていくのは、かなり大変だったのかもしれない。

やはり財務会計の講義2回転は有効だなと思った。



そんな余裕をぶっこいていたが、そんなに甘くはなかった。

簿記、会計(アカウンティング)は余裕だったのだが・・・。



つづく





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