2009年1月22日木曜日

何になりたい? ~激動の30歳ドキュメント7~

私は何になりたいのだろう?

子供の頃、何になりたかったんだろう?

思い出してみる。



そうだ、私は「社長」になりたかったんだ。

幼少時代から母子家庭で育った私は、

決して裕福とはいえない家庭環境で育った。

特に不満はなかったが、「お金持ち」になりたいという

思いは人一倍強かったかもしれない。

そうすれば、自分の周りの人たちを幸せにできる。

金が全てではないが、そうなる(裕福になる)ことで、

できることが増える、より視野が広がるだろう、と考えていた。



それを実現する為には、「社長」になるしかないと

幼い私は漠然と思っていた。

その思いは、成長し、大人になっても変わることは無かった。

つまり、自分のビジネスを持ち、「経営者」として経営していくことだ。



20代は、本当に波乱万丈で、目の前の出来事を必死にこなす事で

時間が過ぎてしまった。ただ、そういった経験を通して、

自分の仕事(会社)でのスタンス、地位の確立、私生活ともに

ようやく安定してきた。



今が、新しいことにチャレンジする時期なのかもしれない。

でも、「社長」つまりは、「経営者」になる為にはどうすればいいのだろう?

まず、「経営」とは何か?その知識が圧倒的に不足していのではないか?

と考えていた。今の仕事で、中小企業相手にITを通して、経営者とも

関わる機会も多いが、だからといって、充分な経営知識が得られる訳でもない。

必要最低限の知識を学ばなければならない。



そんな事を考えていると、懇意にしているクライアントから勧められていた

「中小企業診断士」という資格が不意に頭に浮かんだ。

中小企業の経営コンサルティングに関する資格だよな。

その資格取得を通して、「経営」というものが体系的に学べるかもしれない。

そういえば、会社の先輩で「中小企業診断士」を受験した人が何人かいたな・・・。

でも全員、断念していた。よほど、難関資格なのだろうという事は想像できた。



情報収集してみるか。早速、休日にTACに行き、パンフレットをもらい、

スタッフによる簡単な受講ガイダンスを受けた。

やはり、甘くない。

何しろ、1次試験が7科目もある・・・。

その後は、2次試験は論述式だ・・・。

しかも、口述試験まである・・・。

全く、合格できるイメージが浮かばなかった。



でも、今の仕事内容が密接に試験内容に関係していたり、

財務・会計は個人的に勉強していたから少しアドバンテージが

あるかなと思えた。



TACでもらったパンフレットを見ると、「無料講座説明会」に参加すれば

入学金が無料!と書いてある。とりあえず、参加してみるか。

2007年の夏が終わりかけた日のことだった。



つづく





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2009年1月20日火曜日

オバマ大統領就任記念(?)

間もなく、米国初の黒人大統領オバマの誕生ですね。

記念という訳じゃないけど、

生声CD付き [対訳] オバマ演説集

買っちゃいましたよ。

これまでのオバマ氏の演説が、見開きで英文・和訳で書かれているので

ちょっとした英語の勉強にもなるかな、生声CD付きだし!

オバマ氏はスピーチの上手さで有名だけど、

スピーチが上手いというのは政治家にとっては重要だわな。

いや政治家でなくても重要かな。

あ、私も来月の結婚式のスピーチ考えなきゃ・・・。




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目的と手段

ずっと感じていた違和感がある。

診断士は中小企業のコンサルティングの資格だから、

当然ながら、資格取得者はコンサルタントを目指す方が多い。

でも診断士になるのもコンサルタントになるのも、

その先にある「目的」に近づく為の単なる手段だよね?



ただ、診断士資格を取得してしまったら、

本来やりたかったことではなく、その資格で、肩書きで、

できることを探そうとしていないだろうか?

診断士に限ったことじゃないと思う、税理士、社労士、会計士、etc



そう考えてしまうのは、自然なことかもしれない。

私も例外ではない、そのように考えてしまったことがある。

でも初心に返らないとダメだよね。

本当の自分の目的は何なのか。

人生の中で、色々な出来事があり、考え方もかわり

目的が変わるのは、構わないと思う。

でも、手段目的になってしまってはダメだ。



先日、若き先輩診断士ペパチェさんの実務補習対策セミナーを受講した。

その中でも、目的手段の話があったが、改めて前述したことを強く思い直した。

ペパチェさんは、自分の進む道、やりたい事は明確だった。

今後もその道をひたすらに進んでいくのだろう。

私も本来の目的はずっと変わっていない、ずっと抽象的なものだが。

それを具体化するように精進しようと思えたセミナー内容だった。



何より、私とほぼ同年代のペパチェさんが実施したという事実に大きな刺激を受けた。

私の会社で同年代どころか、その上の世代でも、こういう人はいないからなぁ。

私にあのレベルのセミナーできるだろうか?

いや、やってやろうじゃん!って思えるほど、いい刺激をもらいました。

中小企業診断士2次試験 受験生最後の日 3つのドキュメント〈2008年版〉 を見た頃から

この人、凄いなと思ってたけど、ホント凄いよ。

同年代の人をリスペクトするのは多分、初めて。

特にあのキャラクターがいいですね笑

私も見習わないと!

勝手にライバル視して、頑張るべ!



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