初回の講義のとき、
相当な拒絶反応に襲われた。
これは、ちょっとまずいぞ。
何か、対策を立てなければ・・・。
企業経営理論は、もう捨てたんだから(センスで勝負ねw)
経済学は、さすがに捨てられないぞ・・・。
そもそも、なぜここまで拒絶反応がおきたのだろう。
それは、経済学というものが、あまりにも浮世離れしているからだ。
経済学は、あくまで学問であり、(今日の経済の基礎にはなっているだろうけど)
「経済学という世界の中での話」を述べたものだからである。
その為、実経済とはリンクしていないことが多い。
その辺りを割り切る必要があった。
資格試験である以上、点数を取らなければならない。
経済学は「数学」だ。そう思うことにした。
実際、殆どそうだ。そうであれば、点数とれるはずだ。
ただ、マクロ経済・ミクロ経済を体系的に学べるメリットは大きい。
実経済とは異なるとはいえ、その基本的な構造は同じはずだからだ。
本格的に学ぶのは、試験に合格してからでも遅くないのである。
別に私は資格取得マニアではないので、
それほどコツというものを知っているわけではないが、
恐らく資格試験において合格する為には、
完璧を目指してはいけないのである。
だから、私は経済学を完璧に理解するのではなく、
点数を取る為の理解をするように努める必要があった。
まず、経済学というものをざっくり把握する為に
簡単な読み物を通して、把握しようと、何冊か購入し
ナナメ読みをした。以下に紹介する。
1.知識ゼロからの経済学入門
2.アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書
3.竹中先生、経済ってなんですか?
いずれも読み物としてすんなり読めるので、
概要をざっくり把握するのにいいかも。
あと、経済学は苦手意識が先行していたので
TAC問題集も経済学のみ個別に購入した。
経済学は、なかなか記憶に定着しにくい、すぐ忘れてしまう。
その為、私は直前期まで、1次試験の学習はTAC講義を
受講するくらいしか殆どしていなかったのだが、
この経済学と財務会計の問題は定期的に解くようにしていた。
そのおかげか、経済学は苦手意識からスタートした科目だったが
試験直前には7割程度を目標とする科目に変貌したのであった。
点数を取る為に、具体的には、
主要なグラフ、公式、曲線がシフトしたときの効果などを暗記し
関連する問題を問題集や過去問などから抽出し、解きまくるしかない。
ただし、長期間ガムシャラにやる必要はない。
直前期までは、記憶に定着させる為に、スローペースでもいいから
定期的に問題に触れるようにしたほうがいい。
直前期(1ヶ月前、1週間前)はもう、同じ問題を何回転もさせる。
私はこの科目に限ったことではないが、直前1週間だけで
過去問5年分、TAC基礎答練、直前答練、問題集を丸々3回転はさせた。
それだけやれば、逆に言えば、それしかやらなくても合格できるはずだ。
つづく