2009年4月11日土曜日

経済学 ~激動の30歳ドキュメント13~

経済学のテキストをざっと見たとき、

初回の講義のとき、

相当な拒絶反応に襲われた。



これは、ちょっとまずいぞ。

何か、対策を立てなければ・・・。

企業経営理論は、もう捨てたんだから(センスで勝負ねw)

経済学は、さすがに捨てられないぞ・・・。



そもそも、なぜここまで拒絶反応がおきたのだろう。

それは、経済学というものが、あまりにも浮世離れしているからだ。

経済学は、あくまで学問であり、(今日の経済の基礎にはなっているだろうけど)

「経済学という世界の中での話」を述べたものだからである。

その為、実経済とはリンクしていないことが多い。

その辺りを割り切る必要があった。



資格試験である以上、点数を取らなければならない。

経済学は「数学」だ。そう思うことにした。

実際、殆どそうだ。そうであれば、点数とれるはずだ。

ただ、マクロ経済・ミクロ経済を体系的に学べるメリットは大きい。

実経済とは異なるとはいえ、その基本的な構造は同じはずだからだ。

本格的に学ぶのは、試験に合格してからでも遅くないのである。



別に私は資格取得マニアではないので、

それほどコツというものを知っているわけではないが、

恐らく資格試験において合格する為には、

完璧を目指してはいけないのである。

だから、私は経済学を完璧に理解するのではなく、

点数を取る為の理解をするように努める必要があった。



まず、経済学というものをざっくり把握する為に

簡単な読み物を通して、把握しようと、何冊か購入し

ナナメ読みをした。以下に紹介する。


1.知識ゼロからの経済学入門

2.アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書

3.竹中先生、経済ってなんですか?



いずれも読み物としてすんなり読めるので、

概要をざっくり把握するのにいいかも。

あと、経済学は苦手意識が先行していたので

TAC問題集も経済学のみ個別に購入した。

経済学は、なかなか記憶に定着しにくい、すぐ忘れてしまう。

その為、私は直前期まで、1次試験の学習はTAC講義を

受講するくらいしか殆どしていなかったのだが、

この経済学と財務会計の問題は定期的に解くようにしていた。



そのおかげか、経済学は苦手意識からスタートした科目だったが

試験直前には7割程度を目標とする科目に変貌したのであった。



点数を取る為に、具体的には、

主要なグラフ、公式、曲線がシフトしたときの効果などを暗記し

関連する問題を問題集や過去問などから抽出し、解きまくるしかない。

ただし、長期間ガムシャラにやる必要はない。

直前期までは、記憶に定着させる為に、スローペースでもいいから

定期的に問題に触れるようにしたほうがいい。

直前期(1ヶ月前、1週間前)はもう、同じ問題を何回転もさせる。

私はこの科目に限ったことではないが、直前1週間だけで

過去問5年分、TAC基礎答練、直前答練、問題集を丸々3回転はさせた。

それだけやれば、逆に言えば、それしかやらなくても合格できるはずだ。



つづく



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2 件のコメント:

N・O さんのコメント...

わたしも今TACで8月の診断士試験に向けての勉強をしているのでとても参考になります★☆

これからもちょくちょく覗かせてもらいます♪

dk さんのコメント...

>N・Oさん

はじめまして、こんにちは。
診断士に関係ないエントリも多いですがw
参考になれば幸いです。