2008年10月20日月曜日

2次試験振り返り ~前夜⇒試験開始直前編~

決算を明日に控えた前夜、なかなか眠りにつけないでいた。

昼間は意識的に歩き回り、身体的には結構疲労したはずなので、いつもなら直ぐに眠ってしまうのだが、やはり相当に神経が昂ぶっているのだろう。いっそ眠らないでおこうか?などと考えたりしたが、長丁場での試験を考えると、試験中に睡魔に襲われる危険を感じた。そこでしばらく絶っていた酒を飲むことにした。お気に入りの麦焼酎「兼八」をロックで飲み、酔いに任せ少しでも寝ることにした。なかなか酔いが回らない、なんとかホロ酔い気分になり、眠りについたのは午前3時半くらいだっただろうか。午前5時半には起床したので、約2時間は眠れたか、不思議と眠くはなくスッキリしていた。助かったと思った。

熱いシャワーを浴び、体を眠りから起こし、ウォーミングアップに去年の財務事例を解いた。この事例は何度も何度も解いており、何故だかお気に入りの事例になってしまった。TACの財務事例演習では難易度の低い問題が多く、平均点が高かったので他の受験生に対して差をつけにくいと感じていた。多少、財務が得意なこともあり本番では難易度が上がればいいのにと思っていた。それが現実となり、それが間違いだと気付くハメになるとはこの時点では知る由もなかったのは言うまでも無い。

試験開始の1時間半前である8時半につくように、家を出た。家から試験会場である田町までは大体20分くらいで着く。手に持ったカバンには、前日までに用意した①受験票②筆記用具③電卓2台④リポビタン11⑤チョコレート類(キットカットなど)⑥ipodなどが入っていた。あと、彼女が作ってくれたホットドッグを詰めて会場へと向かっていた。

会場につくと既に結構な人数が集まっていたが、早すぎたのだろうか、中には入れず会場の前で待つことになった。やはり皆、相当ナーバスになっているのだろうか、緊張した雰囲気が漂っていた。しばらく待っていると、受験会場に入ることができた。受験番号を確認し、私の会場は4階であることがわかり、すぐにエレベーターに乗り、4階へと向かった。トイレの場所を確認してから、受験会場である教室に入ってみると、「え、こんなところなの?しょぼいなぁ・・・」とつい、思ってしまった。50~60人くらいの教室に、3人がけの長机が敷き詰められ、2人で掛けるようになっていた。席についてみると、椅子と机の高さがあっておらず、よほど足が細い人じゃないと窮屈に感じるようなバランスであった。また机が軽いので、消しゴムを使用するとすごく机がゆれるのが気になった。

ただ、この小中学生の学習塾みたいな雰囲気が緊張感を多少、和らげてくれたかもしれない。開始時間まで、「受験生最後の日記」でおなじみの熱血感動型さんやペパチェさんが作成していたファイナルペーパー、最後のノートを自分なりに改良(ぱくり)したラストノートを眺めていた。

つづく

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